新幹線

中国の高速鉄道が脱線したらしい。
和諧号、これは新幹線です。
オリンピックの年に中国に行きましたが、蘇州観光から上海に行く途中に和諧号に乗りました。
見てびっくりでした、そのまんま新幹線です。なんとカラーリングまで一緒ｗ
中国は独自技術と謳っているらしいですが、まさしく日本の新幹線です。
川崎重工が技術提供したんだから、同じなのも当たり前ですね。

中国新幹線に乗り込んだときに驚くのが乗客のマナーの悪さです。
全席指定なのに、我先にと乗り込みます。
そして、当たり前のように新幹線の中でどこかでお湯を調達してきてカップラーメンを食べ始めます。
当然、食べた後の汁の残ったカップはそのままです。
中国旅行の実感が沸いてきます。
しかしあの時本当に、落雷しなくて良かったです。

浦東空港から上海までリニアモーターにも乗りましたが、ものすごく早かったです。
時速４００Ｋｍ以上で走ります、車内に速度表示が出ています。
広大な国土を持つ中国は移動時間の短縮が宿命なのでしょう。
速いことは良いことですが、安全を怠っては本末転倒です。
人命より尊いものはこの世にはありません。
事故で亡くなられた方のご冥福をお祈り申し上げます。

上海から北京までは飛行機に乗りました。
搭乗が終わりシートベルトを締めて離陸をするとＣＡが新聞を配り始めます。
全部で５紙くらいあったかな？何故こんなに大量にというくらいにサービス満点です。
空港のセキュリティは、オリンピックの最中だったので兵隊が銃器を持って警備していました。
国家の威信をかけての一大イベントですから、力が入ってましたね。
意外にも上海の地下鉄はとても綺麗でした。言うまでもなく乗客のマナーは悪いです。
北京では地下鉄あったかな・・・。
北京郊外からタクシーを拾って、運転手に行き先を告げるのですが、全く言葉が通じません。
仕方がないから地図を見せて、ココと指さすのですが運転手は首を振るばかり。
しかし指さした場所は「天安門広場」です。えぇぇぇえ！北京のタクシードライバーが知らんのか！！
当時の北京では、オリンピック需要でタクシーのドライバーが足りていなかったらしい。
そこで、田舎から出稼ぎで来たおじさんを、そのまま乗せていたという事を聞きました。
そういえば、やたらと新しいタクシーが多かったですね。
あれから２年も経つのか、まったく早いもんだ。

海外へ行くと、日本という国はなんと安全で清潔な国かと思い知らされます。
あとは政治がまともなら完璧なんだと思いますが、こちらはますます酷くなる一方ですね。