瓦礫のような内閣

まったくどうしようもない内閣だ。
東北の震災の瓦礫の処理が3割、しかも瓦礫を片付けただけで処理は出来ていない。
義援金の支払いも進んでいない。
あれから4ヶ月も経つというのに、何をしているのでしょうか。
復興相は9日間で暴言を吐いて辞めてしまうし、ヘドロの処理は対策もなし。
ねじれ国会では、対策が進まない。
一番大切なのは、被災者救済であり国の経済復興だと思う。
これに意義を唱える人は少ないと思う。
なのに、何故進まないのか？
ねじれで法案が通らず進まないなら、期限付きで救国内閣を作れば良いのに腹を決められる議員がいないのだろう。
民主党は一旦政権を手放すと、再び政権につくのは無理だと思っているのだろう。その通りだと思うけど。
しかし、そんなことはどうでも良いのである。
民主党が下野しようと、誰が総理大臣であろうと、即座に正しい決断が出来ればいいのである。
菅総理大臣である必要はまったくないし、逆に能力も資格も持ち合わせていないと思う。

思えば、政権交代をして民主党は何かしたのかな？
なでしこジャパンが世界一になったけど、スポーツ振興費を削減した大臣が大喜びしていた。
ハヤブサしかり、スーパーコンピューターしかりだ。
反面、日本人ってすごいんだと思う。

前にも書いたけど政治家のレベルが国民のレベルである。
周りを見渡してみても、政治に関してあまりに興味がないように思える。
偉そうに言ってる訳じゃない。私だって政治に関して知識などないに等しい。
そんな私でさえ、この内閣は本当に、瓦礫のような内閣だと思えてしかたない。

政党内での抗争の末、辞任をほのめかし不信任案をかわし延命したのは事実だ。
今度は信任を逆手にとって、居座り続ける態度がなんとも虫唾か走る。
おまけに、拉致犯容疑者の関係する団体に多額の献金をしておきながら、知らなかったとか、そんなのが多すぎる。
民主政権下では「知らなかった」は魔法の言葉である。

一日も早く管が辞任して、政党関係なく救国内閣を組閣して日本復興に向かうことを願う。
まずは被災者支援・被災地復興・原発の安定冷却、これを第一に考えて欲しい。